著作権登録件数　100万件突破　13年

　国家版権局（国家著作権局）が20日に明らかにしたところによると、2013年の中国の著作権登録状況は前年に続いて安定した伸びを示した。作品の登録、コンピューターソフトウエアの著作権の登録、著作権の質権設定の登録を含む著作権登録の総件数は100万9657件に上り、初めて100万件を突破した。前年比では18万2632件・22.08％の増加だった。このうち作品登録は84万5064件で同68万7651件（18.04％）増加し、著作権の質権設定の登録は244件で前年の146件から67.12％増加し、主たる債務の金額は31億元を超えた。人民日報が伝えた。

　同局関連部門の責任者によると、著作権を登録すれば著作権の帰属を明確にし、権利の帰属のトラブルを減少させ、文化資源を蓄積し、著作権の有効な運用を促進し、作品の創作・伝播を推進することが可能になるという。

　中国では1995年に著作権等級制度がスタートした。同局は最近、著作権登録業務を絶えず強化し、全国規模で作品の登録プロセスと作品の登録証明書の形式・内容を統一し、全国規模の作品登録情報データバンクを構築した。各種の著作権行政管理部門と著作権登録機関も有効な措置を取って、積極的に宣伝を行い、業務を重点的に拡大し、サービスを改善して、登録件数を継続的に伸ばしている。現在、世界の国と地域で著作権登録制度を構築したところは100を超える。（編集KS）

　「人民網日本語版」2014年2月21日