陝西省西安市でこのほど、漢の文帝・劉恒の陵墓である「覇陵」の西側にある動物殉葬坑の発掘中に、今から約2千年前のものとみられるジャイアントパンダの骨が見つかった。このパンダは、秦嶺山脈の北側に生息していたと考えられている。
手作り石けんで西湖の美しい景色を再現するには、どうやって作ればいいのだろうか?このほどそんな手作り石けんを作る過程を披露したのは、とある職人。様々な色の石けんの材料を一層一層積み重ねるように注いでいき、石けんを型から抜くと、その出来上がりの素晴らしさに思わずビックリ!なぜなら横の断面をカットすると現れたのは、浙江省杭州市にある風光明媚で有名な西湖に広がる雷峰塔と夕日の織りなす美しい景色そのものだったからだ。
山東省青島市にある雲崗石窟芸術館でこのほど、3Dプリント技術を用いて再現された雲崗石窟第3窟の本尊である阿弥陀如来像が公開された。そのふくよかな面差しからは、神々しい佇まいが感じられる。
陝西省文物局は先ごろ開いた記者会見で、秦兵馬俑1号坑の3回目の発掘作業で、陶俑約220体を発掘したことを明らかにした。初歩段階の調査で、その軍隊の配列のルールや陶俑の製作過程が明らかになったという。
ブラジル出身の若者・ライアンさんが投稿した「漢服体験」と題する一連の動画に、多くのネットユーザーから「いいね!」が寄せられている。 ライアンさんは2年ほど前から、陝西省西安市で英語教師として働いている。
西蔵自治区拉薩市のポタラ宮はこのほど、2023年1月3日から一般公開を再開すると発表した。同自治区の観光発展庁の第5期「冬の西蔵旅行」キャンペーンの優待策によると、今月3日から3月15日までは無料で見学することができる。
このほど行われた安徽師範大学の運動会で、教員・学生が制作した無形文化遺産の「魚灯」が開会式に登場した。80匹の「小さな魚」が集まって「大きな魚」になり、ライトに合わせて次々にフォーメーションを変化させ、まるで水の中を自由に泳ぎ回る本物の魚のようだった。
浙江省温州市が2021年末、インフラ関係の考古学調査を進めていたところ、朔門古港の遺跡を発見した。省・市文化財考古研究所はただちに考古学発掘調査に着手し、比較的優れた状態で保存されていた古代建築遺跡、沈没船および宋・元時代の大量の磁器片を発見した。
清代の沈没船「長江口2号」の考古学・文化財保護プロジェクトの引き揚げ・移転作業がまもなくスタートする。同船は清代同治年間の木造帆船で、最新の調査データによれば、船長は約38.1メートル、幅は約9.9メートルあり、広東省で35年前に発見された宋代の沈没船「南海1号」よりもさらに規模が大きいことが分かっている。
甘粛省敦煌市の仏教遺跡・莫高窟にある蔵経洞と、そこから出土した5-6万点の文献がこのほど、デジタル技術のサポートの下、「公開」された。 デジタル蔵経洞のイメージ画像(写真提供・取材対応者)。
貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州丹寨県出身の王欣穎さん(21)は、6歳の時に、無形文化遺産・ろうけつ染めに触れ、19歳の時に、同県のろうけつ染め伝承人に認定された。新華網が報じた。
北京市の人気観光地・故宮博物院が今月29日に発表した「未成年者を対象にした無料開放試行に関する公告」によると、「中華人民共和国未成年者保護法」をより徹底して実施することを目指し、同博物院は今後未成年者全員を対象に、全ての開放日において、無料開放することを決めた。これまで故宮は、6歳以下または身長120センチ以下の児童を対象に無料開放し、毎週火曜日に限り、統一して予約した小中高生も対象として無料開放を行っていた。
河南博物館は4月6日、「歴史を巻き込む」をテーマにした文化クリエイティブグッズのトイレットペーパーを発売した。トイレットペーパーの表面には、天然素材で環境保護タイプの水性インクで、各文化財の図やイラスト、関連する歴史的知識のほか、文化財をめぐる知識を問う選択問題もプリントされており、「トイレでも歴史を学べる」トイレットペーパーとなっている。
中国初の考古学の専門的テーマを扱う博物館――陝西考古博物館がこのほど完成し、現在は一般に向けてテスト開館中だ。館内には復元された唐時代の李倕公主(公主は皇帝の娘の称号)のヘアアクセサリー「鳳冠」が展示されている。