有人潜水艇「蛟竜号」は9日、南中国海の冷水湧出帯で潜水作業を行い、深海エビ、サンゴ、カニの一種、ムール貝、ウミユリ、炭酸塩岩など大量のサンプルを採集した。新華社が伝えた。
冷水湧出帯とは、海底の沈殿物の中に含まれる硫化水素、メタンおよびその他の炭化水素に富んだ湧水が存在する海底の領域を指す。冷水湧出帯の湧水は海底の温度と近いため、熱水噴出口と区別するために「冷水」と呼ばれる。冷水関連の研究はここ数十年間科学界で注目を集めている。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年7月10日
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