全身がほぼ完全な状態で発掘されたマンモス「YUKA」が7月13日から9月16日にかけ、神奈川・パシフィコ横浜で展示される。YUKAの一般公開はこれが世界初となる。
YUKAは2010年にシベリアの永久凍土で発掘された10歳のメスのマンモスで、全長3メートル。四股、鼻、毛や内臓に至るまで、全身がほぼ完全に残った状態で発見され、世界でこれまで発見された中で最も大きく、最も保存状態の良い凍結標本とされる。
今から3万9000年前の氷河期に生きていたとされ、YUKAの名は発見された地名「ユカギル」にちなんでつけられた。発見されてからはロシアの研究期間に保管されていた。
同展ではこのほか、絶滅動物ケサイ(毛がはえたサイの一種)の冷凍標本や、マンモスをはじめとするゾウの仲間の全身骨格標本、マンモスの骨や牙と動物の皮でできた家「マンモスハウス」など100点を展示する。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年7月23日
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