李克強総理は24日午後、ベトナム祖国戦線中央委員会のグエン・ティエン・ニャン幹部会議長と中南海の紫光閣で会談した。

李総理は「深く複雑に変化する国際・地域情勢を前に、ベトナム側と同じ方向に向かい、常に戦略的観点から両国の友好を把握、推進し、互恵協力をたゆまず深化し、中越関係を支える民意の基礎を突き固め、中越関係の健全で安定した前向きな発展を促していきたい」と表明。

「双方が二国間協力指導委員会、海洋共同開発協議およびインフラと金融協力の3つの作業部会などの枠組みを活用し、海洋、陸上、金融協力を同時に推し進めて具体的進展を遂げることを希望する。南中国海のさらに広い範囲で共同開発を推し進め、協力のプラス面を拡大することは、各分野の協力に先導作用を果たす。交渉と協議を通じた溝の適切な処理を堅持し、南中国海地域の平和と安定を共同で維持したい」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2014年2月25日