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遺伝子組み換え作物、中国の栽培面積は420万ヘクタールで6位に

 2014年02月25日13:31
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 国際アグリバイオ事業団(ISAAA)はこのほど「中国生物工学雑誌」に、昨年の世界の遺伝子組み換え商業化に関する報告書を掲載した。同報告書によると、中国の遺伝子組み換え作物の栽培面積は世界6位の420万ヘクタールに達し、主要作物は綿花やパパイヤなどとなっている。同報告書はまた、飼料用の遺伝子組み換えトウモロコシが、中国で最も早く商業化される可能性があると指摘した。新京報が伝えた。

 国際非営利組織のISAAAは毎年、世界の遺伝子組み換え作物の商業化の情勢を分析している。ISAAAが「中国生物工学雑誌」に掲載した「2013年 世界生物技術・遺伝子組み換え作物の商用化情勢」によると、2013年、世界の遺伝子組み換え作物の栽培面積は拡大を続け、1億7500万ヘクタール以上に達した。開発途上国は、世界でトップの地位となっている。

 中国の2013年の遺伝子組み換え作物の栽培面積は420万ヘクタールに達した。主要作物は綿花、パパイヤ、モウハクヨウ、トマト、パプリカ。

 遺伝子組み換え作物を栽培する27カ国のうち19カ国が開発途上国、8カ国が先進国となっている。中国の栽培面積は6位で、1−5位は米国、ブラジル、アルゼンチン、インド、カナダの順となった。

 ISAAAのこれまでの報告書によると、中国は遺伝子組み換え作物の栽培面積で、2007年より世界6位を維持している。

 同報告書は、「中国では5億頭の豚、130億羽の鶏やアヒルを始めとする家禽が飼料を必要としている。トウモロコシの大きな需要と拡大する輸入量により、遺伝子組み換えトウモロコシが飼料として中国で最も早く商業化される作物になる可能性がある」と分析した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年2月25日

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