「エベレスト」とも呼ばれるチョモランマ(Qomolangma)は海抜8844.43メートルの世界一の高峰である。これまでに4千人以上が登頂に成功しているが、中国とネパールの国境周辺に住むシェルパが多くの登山者のガイドをつとめてきた。2014年4月18日、ネパール側のチョモランマ南山麓で雪崩が発生し、シェルパ16人が死亡する事故が発生した。現地メディアの報道によると、これらシェルパは海抜5364メートルのキャンプから出発し、後続の登山者のためにロープや梯子を設置するなどの技術的な準備を行うために海抜約5900メートルの1号キャンプへ向かった。事故発生後、シェルパはストライキを起こし、政府に対して死亡した仲間を記念して登山禁止令を発表するよう要求した。しかしネパール政府は山の封鎖に同意しなかった。シェルパのガイドのストライキにより、チョモランマ登頂を計画していた登山者数百人が登山計画を諦めることとなった。人民網が伝えた。(編集YH)