化学兵器禁止機関(OPCW)は23日の声明で、シリア政府の申告した最後の化学兵器材料が同日シリア国内から搬出されたことを確認したとして、中国、デンマーク、ノルウェー、ロシア、英国、米国の多大な支援に感謝の意を表明した。これによって中国海軍はシリアの化学兵器の海上輸送護送任務を滞りなく完了した。
中国にとっては化学兵器の廃棄に向けた海上輸送を支援するのも、ロシア、デンマーク、ノルウェーの海軍と地中海で合同行動を行うのも初めてだった。中国海軍は「塩城」と「黄山」を派遣し、ロシア、デンマーク、ノルウェーの艦艇と共に計174日間、20回の合同護送任務を遂行した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年6月25日