華春瑩報道官 |
外交部(外務省)の華春瑩報道官は19日の定例記者会見で「中国側は国連および化学兵器禁止機関(OPCW)の枠組みによるシリアの化学兵器の廃棄作業を一貫して支持している。今回軍艦を派遣してシリア化学兵器の海上輸送の護衛に参加することを決定したのは、安保理決議とOPCWの決定を実行に移すさらなる重要措置だ」と表明した。
――OPCWは17日、シリアの化学兵器の廃棄の次の作業に関する決定をし、海上輸送・護衛への中露などの参加を称賛した。中国側の取り組みを紹介していただきたい。
中国側は国連および化学兵器禁止機関(OPCW)の枠組みによるシリアの化学兵器の廃棄作業を一貫して支持している。今回軍艦を派遣してシリア化学兵器の海上輸送の護衛に参加することを決定したのは、安保理決議第2118号とシリアの化学兵器の廃棄に関するOPCWの各決定を実行に移すさらなる重要措置だ。
中国側はシリアの化学兵器の廃棄が安全かつ順調に完了することを希望する。これはシリア問題の政治的解決に寄与し、地域の安全を高め、各方面の利益に合致する。
中国側はこれまで同様、国際社会と共にシリアの化学兵器の廃棄作業に必要な支援を行う。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月20日