日本・長野県にある御嶽山が27日昼間に噴火した。日本の警察など救援隊員が御嶽山山頂付近で心肺停止状態の登山客30人以上を発見した。中国新聞網が伝えた。
日本・NHKの報道によると、警察や消防隊員、自衛隊員などの救援隊員が28日昼、御嶽山山頂近くに到着した。報道は長野県警の情報として、救援隊員が山頂付近で心肺停止状態の登山客30人以上を確認し、そのうち4人を麓に搬送したが残りの人の搬送方法は検討中だと伝えた。警察は引き続き、噴火に巻き込まれたと見られる行方不明者の捜索を続ける。
警察によると、上述の人たちの他に、噴火による負傷者を現段階で37人確認している。
27日、28日の両日に負傷した登山客200人以上がすでに下山した。テレビ報道の画面によると、下山した登山客はハンカチやマスクなどで口を覆い、衣服は灰まみれだった。
現地時間27日11時53分(北京時間10時53分)、日本・長野県と岐阜県の境にある御嶽山が噴火した。日本の気象庁は28日、御嶽山の噴火は現在も続いており、火山噴火の警戒レベルは引き続き「入山禁止」の3だと発表した。気象庁はまた長野、岐阜両県に対して火山灰や噴石の飛散に対する警報を発表している。
御嶽山は海抜3067メートルで、日本の首都・東京から約200キロあまり離れている。前回は2007年3月に噴火している。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年9月29日