李克強総理は16日午前(現地時間)、ベトナムのグエン・タン・ズン首相、ギリシャのサマラス首相、タイのプラユット首相とミラノでそれぞれ会談した。
李総理はグエン・タン・ズン首相との会談で「中越双方は両国関係発展の大きな方向性をしっかりと把握し、海洋での溝を適切に処理し、うまく管理・コントロールし、双方の協力に必要な環境、プラスの環境を整える必要がある。互恵協力の全体構造を総合的にしっかりと計画し、海上、陸上、金融の全方位的実務協力を引き続き推進する必要がある。ベトナム側が中国側と同じ方向に向かい、両国関係・協力を確かで活力あるものにすることを希望する」と表明した。
サマラス首相との会談では「中国とギリシャの関係・協力は発展の新たな段階に入っている。中国はギリシャの民営化事業への中国企業の参加を支持する。ギリシャ側と共に、港湾などインフラ整備、海洋、水上運輸、金融分野の実務協力を秩序良く推進し、アジア欧州のコネクティビティ強化を促進し、両国の包括的・戦略的協力パートナーシップのさらに高い水準への発展を促し、互恵・ウィンウィンを実現したい」と表明した。
プラユット首相との会談では「国際情勢やタイの国内情勢がどう発展・変化しようとも、中国・タイ関係は常に健全に安定して発展しており、両国の伝統的親善に変化はない。タイ側とハイレベル交流を継続し、両国間の既存の合意や協定をしっかりと実行に移し、高速鉄道などインフラ、農産物、経済・貿易、金融分野の実務協力を統合的に推進し、人的・文化交流と人的往来を拡大し、両国関係の発展が両国民により良く幸福をもたらすようにしたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年10月17日