第69回国連総会は16日、安全保障理事会の非常任理事国10カ国中、今年末で任期が切れる5カ国の入れ替え選挙を行い、アンゴラ、マレーシア、ベネズエラ、ニュージーランド、スペインを選出した。任期は2015年1月1日から16年12月31日までの2年間。人民日報が伝えた。
新たに選出された5カ国は2015年1月1日より、2012年に選出されたルワンダ、アルゼンチン、オーストラリア、韓国、ルクセンブルクに代わって非常任理事国となる。
アンゴラ、マレーシア、ベネズエラ、ニュージーランドの4カ国は1回目の投票でそれぞれ190票、187票、181票、145票を獲得し、当選した。スペインは3回目の投票で132票を獲得して当選した。
国連安全保障理事会は計15カ国から構成される。うち、常任理事国は中国、フランス、ロシア、英国、米国の5カ国、非常任理事国は10カ国。非常任理事国は、国連総会の選挙で毎年5カ国ずつ改選され、当選には有効投票総数の3分の2が必要となる。
今回当選した5カ国以外の非常任理事国はチャド、チリ、ヨルダン、リトアニア、ナイジェリアで、これらの国の任期は2015年末まで。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年10月17日