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習近平主席がコネクティビティ・パートナーシップ強化対話で重要談話

人民網日本語版 2014年11月10日14:16

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 コネクティビティ・パートナーシップ強化対話が8日、北京の釣魚台迎賓館で行われた。議長を務めた中国の習近平国家主席は重要談話を発表。「アジア諸国を重点的方向、経済回廊を拠り所、交通インフラを突破口、融資プラットフォームの建設を足がかり、人的・文化交流を紐帯に、『1ベルト、1ルート』実務協力を強化し、アジア諸国間のコネクティビティ・パートナーシップを深化し、発展・運命共同体を共に構築する必要がある」と強調した。

 習主席は「人類社会は古来、コネクティビティを追求してきた。シルクロードはその模範であり、アジア各国の人々はコネクティビティの開拓者といえる。構造調整と改革イノベーションという世界的潮流を前に、アジア諸国は積極的に行動し、アジアの資源、製造業、貯蓄、工場を基礎に、アジアの価値、創造、投資、市場の発展に尽力し、連携して新たな経済成長源と競争優位を形成しなければならない。こうした目標の実現において、コネクティビティは鍵を握る部分だ」と指摘した。

 また「シルクロード経済ベルトおよび21世紀の海のシルクロードはコネクティビティと互いに近く融合し、支え合って成り立つものだ」と強調。次の5点を提言した。

(1)アジア諸国を重点的方向に、アジアのコネクティビティを他に先駆けて実現する。「1ベルト、1ロード」はアジアに源を発し、アジアを拠り所とし、アジアに幸福をもたらす。中国はコネクティビティを通じてさらに多くの公共財を提供したい。各国が中国の発展という列車に乗ることを歓迎する。

(2)経済回廊を拠り所に、アジアのコネクティビティの基本的枠組を確立する。「1ベルト、1ロード」は各国のニーズに配慮し、陸海の2大方向を統合的に計画し、広範で、包含性が強く、波及効果が大きい。

(3)交通インフラを突破口に、アジアのコネクティビティの早期収穫を実現し、中国と近隣国との鉄道、道路プロジェクトに優先的に取り組む。

(4)建設融資プラットフォームを足がかりに、アジアのコネクティビティのボトルネックを打破する。中国は400億ドルを拠出してシルクロード基金を創設することを宣言する。シルクロード基金は開かれたものであり、アジア域内外の投資者の積極的な参加を歓迎する。

(5)人的・文化交流を紐帯に、アジアのコネクティビティの社会的基礎を突き固める。中国は今後5年で、周辺国のためにコネクティビティ分野の人材2万人を育成する。

 出席者らは「1ベルト、1ロード」の建設という習主席の重要なイニシアティブを高く称賛。中国側の提唱するアジアインフラ投資銀行の設立を支持し、シルクロード基金の創設を高く評価。習主席の打ち出した構想と主張は各国の発展上のニーズに符合し、各国に重要なチャンスをもたらし、地域さらには世界の平和、安定、繁栄の促進に寄与するものであり、歴史的意義を備えるとの認識を示した。会議は「コネクティビティ・パートナーシップ強化対話共同プレスコミュニケ」を発表した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年11月10日

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