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外国人記者が見たAPEC

人民網日本語版 2014年11月11日13:26

新華網の取材を受ける外国人記者新華網の取材を受ける外国人記者
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2014年アジア太平洋経済協力(APEC)会議の一連の国際会議に集まったのは、世界の政治指導者やビジネス界のエリートに限らない。400人以上の記者も北京に集結した。記者の数は、APEC史上最多となった。世界各地から訪れたメディア関係者は、今回のAPECをどのように見ているのだろうか。新華網が伝えた。

日本NHKに勤める米国人記者のAlexander J. Wortman氏は、今回初めて北京を訪れた。わずか3日間という滞在期間で、この有名な都市を十分知ることは、彼にとってほぼ不可能だった。プレスセンターとホテルとの往復を毎日繰り返すなか、彼にとって最も深く残った北京滞在の印象は、厳しいセキュリティチェックと、頭を上げた時に見えた澄み切った青空だったという。

Wortman氏と同じように、APECを初めて取材した外国人記者の多くが、北京市が講じた徹底した煙霧対策や交通渋滞の改善措置に対し、深い感銘を覚えた。日本「テレビ朝日」の富坂範明記者は、「北京の大気の質は極めて良好で、交通渋滞も起こらなかった。これは、北京がAPECを成功させるために、大変な努力を払った事実を裏づけている。ひとつの国際的な大都市が国際大型会議を開催することには、本来、さまざまな困難がつきものだと思う。だが、北京はこれらの『困難』を立派に克服した」とコメントした。

APEC取材は今回が2度目という日本「毎日新聞」の井出晋平記者は、「前回はバリ島でのAPECを取材した。今回の北京APECは、バリの会議と比べ、参加者・規模ともに、はるかに大きいという印象を受けた」と述べた。

会議場の施設に着目した外国人記者も多かった。彼らは、共通認識として、「非常に居心地の良い施設」「サービスが行き届いたプレスセンター」「完備された公共施設」「非常に人間的な設計」「使い勝手の良い施設」「見た目・香り・味の三拍子揃った各種の料理」などを挙げた。また、会場内の中国テイストは、外国人が中国に対する理解を深めるための、絶好の学習の機会となった。

日本「テレビ朝日」の花田克治カメラマンがレンズの焦点を合わせたのは、会場内の「中国文化」だった。花田カメラマンは、「会場内の随所に中国伝統文化の香りが漂っているのは、大変素晴らしいことだ。中国文化に対してある程度の理解を持っている人であれ、初めて中国文化に接した人であれ、誰もがとても興味を持ったと思う」と語った。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年11月11日

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