映画の中国語字幕の共有サイト「射手網」は22日、「射手網が必要とされた時代はもう終わった。このため、射手網を正式に閉鎖する」という内容の公告を発表した。同日、海外映像コンテンツ共有サイト「人人影視」も、コンテンツの整理を行うため、一時的にサイトを閉鎖するとする公告を発表した。資料によると、人人影視は2006年6月1日、YYeTs字幕組から独立して立ち上げられた。人民日報公式ブログが伝えた。
今回の人人影視のサイト一時閉鎖は、著作権の問題と関係があるようだ。人人影視字幕サイトは先月、公式微博(ウェイボー)上で、「著作権に絡む圧力によって、当サイトは11月末、著作権を取得していない映像コンテンツのダウンロードリンクを徹底的に排除する」と明らかにした。だが、この投稿は発表後すぐに削除された。
映画の中国語字幕の共有サイト「射手網」も22日、サイトを閉鎖すると宣言した。トップの沈晟氏は、公告において、次のとおり述べた。
私が射手網に追求してきた価値は、国家という垣根を越えて、世界各地の多様な文化を人々に理解してもらうことだった。本サイトが人々のお役に立ったのならば、私は心から満足している。だが、射手網が必要とされる時代はすでに終わった。よって、本日、本サイトを正式に閉鎖する。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月24日