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台湾 大陸部からの観光客をつれて台湾観光

人民網日本語版 2014年11月24日15:38

車内で、陳さんは観光客に台湾現地の風土や人情について紹介する。 毎回、観光客を迎えに行く前に、陳さんは人数や荷物の数を確認し、どの車を使うかを決める。車を中も外もきれいにする陳さん。数日前に車内用の空気清浄機を購入した。陳さんの車には無線機も設置されている。「台中から台南の間は山道が多い。台湾の山道は双方向1車線だ。最初はトラック運転手がこの地域で自分の位置を報告できるようにと無線機を導入していたが、観光客を乗せて走らせる時にトラックの場所がわかると事前に判断できて便利だと思って私も買った。観光客がいない時には、おしゃべりにも使っている」。陳さんの本名は陳柏村だが、「小村」の方が観光客に親しみやすいと考え、そう名乗っている。 陳さんは運転手であるだけでなく、ガイドでもある。観光地に着くと見どころや歩くルートについてアドバイスし、また観光客の歴史についても教えてくれる。 陳さんは写真が好きだ。観光地の中には100回以上訪れた場所もあるが、いつでも彼は携帯電話で何枚か写真を撮影する。昼食時、陳さんは時には観光客と一緒に食べる。台湾現地の特産品に詳しくない観光客のためには、陳さんが手伝って注文する。観光客からキックバックはあるのかと尋ねられると、陳さんは「多くのホテルがキックバックについて話してくるが、私は自分の稼ぎはキックバックではなく、専用車チャーターのお金だと考えている。店が私にキックバックとして渡す時もあるが、私はそれらのお金で観光客のために料理を追加してあげ、時には追加料理の方がキックバックを上回ることもある。私がレストランを選ぶ基準はその店がきちんとしているかどうか、お客が食事に満足しているかどうかだ」と語る。 陳さんは人付き合いが好きで、中国の多くの都市に友達がいると語る。「台湾は1回で回りきれるものではない。観光客の中には再び台湾に来る時に事前に私に連絡して、スケジュールの設定を依頼してくれる人もいる」。陳さんの持つ小さなノートには、それぞれの観光客のニーズが書き込まれている。
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中国大陸部から台湾を訪れる観光客がここ数年、増加するのにともない、台湾地区で車をチャーターして観光する人が増えている。専用車をチャーターして観光すると観光客は荷物を抱えて移動する不便さを免れることができる。陳小村さんも台湾で専用車チャーター観光を経営する一人だ。2012年に中国大陸部住民の台湾個人旅行が解禁されて以来、陳さんは毎日忙しく、大陸部の観光客と心の絆を結んできた。国際在線が伝えた。

陳さんは「大陸からの観光客とつき合うのが好きだ。大陸と台湾とは元々同じ家族だから。大陸の観光客が故郷の話をするのを聞くと、私も見に行ってみたくなる」と語る。(編集YH)

「人民網日本語版」2014年11月24日

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