李克強総理(中共中央政治局常務委員)は24日、水利部を視察し、座談会を召集した。
李総理は「全ての農村の住民が清潔な水を飲めるよう努力し、民衆のために最も基本的な生存環境を整えることは、政府が尽くすべき責務だ。来年は決戦の年であり、残るはいずれも極めて困難な任務だ。だがどんなに困難でも達成しなければならない。これは政府の信頼性に関わり、この困難な戦いに勝利しなければならない」と指摘。
「力を結集して重大な水利工事を進めることは、バラック密集地の再開発や中・西部鉄道建設の推進と同様、民衆が差し迫って必要とする、遅かれ早かれやらなければならない事であり、政府の提供すべき重要な公共財だ。現在、中国の半分近くの農地は依然灌漑施設のない降雨頼みの田畑だ。今年の冬と来年の春は農地の水利建設を強化し、末端の用水路システムを整備し、農地灌漑の『最後の1キロ』問題の解決を加速する必要がある」と述べた。
李総理はまた「水利建設は改革の深化を通じて、市場メカニズムをさらに多く運用する必要がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年11月26日