国旗旗手といえば天安門国旗護衛隊の颯爽とした姿を思い浮かべる人が多いだろう。祖国の南西地方にもこうした武装警察の勇士たちがいる。国旗が高々と掲げられるその瞬間、彼らも同じように国旗の威容と祖国の尊厳を示す。中国武装警察網が伝えた。
武装警察雲南総隊の隊員たちは、主に駐屯地の警備や治安維持に努めると同時に、国慶節や元旦、重要なイベントなどの際の臨時国旗掲揚や、所属機関における日常的な国旗掲揚の任務を担う。
彼らの平均身長は180~192センチで、歩幅の高さの正確さを保つため、訓練時には足に重さ20キログラムの砂袋を着け、服の襟元には針を刺し、背には十字架を背負って姿勢を正し、ピンと伸ばした背筋を保つ。1回の訓練は3時間以上におよび、訓練後の将兵たちは腰や背中の痛みを訴える。しかし彼らは国旗を前にしたとき、自分たちが中国軍人の姿を代表していることを理解している。そのため、彼らは毎日訓練場で隊列行進、国旗掲揚、銃の操作、敬礼などを何度も練習し、秒単位で歩行速度を計り、すべての動作の正確さと協調を図る。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年1月30日