中国のロケットの破片が米国西部の空を照らす」。AP通信は25日、現地時間の23日夜、北米大陸西部の広い範囲、米・アリゾナ州からカナダまでで少なくとも150人以上が奇妙な「火の玉」がオレンジ色の尻尾を引きながら高速で移動しているのを目撃したと伝えた。「流れ星か、それとも飛行機事故か？」様々な憶測が飛び交う中、米航空宇宙局（NASA）は、この「火の玉」は昨年12月に中国が衛星を打ち上げた際に使用したロケットが解体したものだと発表した。環球網が伝えた。

NASAの専門家は、こうした破片は人々に気づかれないことが多いと指摘する。「実際、何千という数の衛星が地球をめぐる軌道で運行しており、しょっちゅう落下している。今回はちょうど都市部上空を夜間に通過して目撃されただけ」。（編集YH）

「人民網日本語版」2015年2月27日