2014年世界宇宙10大ニュース、中国宇宙10大ニュースが7日、北京市で発表された。▽地球観測衛星「高分2号」により、中国の民用地球観測衛星がサブメートル級の「高解像度の時代」に突入▽中国が世界で3番目に月周回衛星の回収に成功した国になった▽中国が世界で3番目にロケットを200回打ち上げた国になった――。この3つの宇宙関連ニュースが、世界・中国宇宙10大ニュースに同時に入選した。人民網が伝えた。
宇宙情報誌「国際太空」、「衛星応用」が同ランキングを作成し、かつ宇宙事業界の重鎮である戚発軔氏、葉培建氏、範本堯氏、龍楽豪氏ら院士と数十人の宇宙事業専門家が審査に加わった。
◆中国宇宙10大ニュース(時系列順)
1. 中国の地球観測衛星「高分1号」、気象衛星「風雲3号C」が、国際災害チャーターにデータを提供する衛星となった。
2.月探査衛星「嫦娥2号」が、中国の深宇宙探査の高度を更新。
3.推進力120トン級の液体酸素燃料ロケットのエンジンが、プロジェクト応用段階に突入。
4. 地球観測衛星「高分2号」により、中国の民用地球観測衛星がサブメートル級の「高解像度の時代」に突入。
5.中国初の低軌道周回通信衛星の試験衛星「霊巧」が、軌道上のすべての試験を完了。
6.中国初の動画撮影衛星「天拓2号」が打ち上げに成功。
7.中国が世界で3番目に月周回衛星の回収に成功した国になった。
8.衛星測位システム「北斗」が、国際海事機関(IMO)から航行安全許可を取得。
9.小型固体燃料ロケット「快舟」が、中国の衛星打ち上げの最速記録を樹立。
10.中国が世界で3番目にロケットを200回打ち上げた国になった。