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ウィリアム英王子が訪中開始、文化交流が中心

人民網日本語版 2015年03月02日15:54

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 英国のウィリアム王子は1日に北京に到着し、4日間の訪中を開始した。新華網が伝えた。

 ウィリアム王子は中国人民外交学会の招待で訪中。北京以外に上海と雲南省も訪れ、文化、公益行事に出席する。ウィリアム王子の訪中は初であり、1986年のエリザベス女王訪中以来最も注目される、英王室メンバーによる訪中でもある。今回の訪中は文化交流が中心で、外界は訪問が中英交流の「懸け橋」となり、両国関係を「黄金時代」へと後押しすることを期待している。

 報道によるとウィリアム王子は2日午前、北京で故宮と史家胡同博物館を見学する。史家胡同博物館は史家胡同24号院にあり、現代作家・凌叔華の旧居でもある。博物館は8つの展示ホールを設け、史家胡同の変遷などを実物、写真、ミニチュア模型などで展示している。博物館は英チャールズ皇太子財団から資金援助を受けており、ウィリアム王子とも縁が深いと言える。

 3月2日午後には上海へ飛び、上海龍美術館(西岸館)で「創意英倫」盛典(The Great Festival of Creativity)開幕式に出席する。

 3日には上海映画博物館で行われる映画『パディントン』の中国初上映セレモニーに出席する。「パディントン」は英国の非常に有名なアニメキャラクターであり、英国文化の重要な一部でもある。ウィリアム王子訪中の目的は英国文化を広めることにあり、物語に富む「パディントン」をさらに多くの中国人に知ってもらうことを望んでいる。

 4日には雲南省のシップソーンパンナーに到着し、現地タイ族の住民と会うほか、象保護区を訪れて野生動物の密輸に反対する短い演説を行った後、帰国の途につく。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年3月2日

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