今年の3月20日は日本・東京の地下鉄サリン事件から20年にあたる。1995年3月20日、日本の邪教組織・オウム真理教は創始者、麻原彰晃の指示の下で東京で地下鉄サリン事件を起こし、12人が死亡、数千人が負傷した。これは日本の歴史上、邪教組織が起こした最も深刻な殺人事件だ。
これより前、オウム真理教は1994年6月に日本・長野県松本市でサリンガスを試しに使用し、6人が死亡、約600人が負傷した。東京の地下鉄サリン事件の一連の判決では、麻原彰晃を含む容疑者13人に死刑判決が下され、約190人が起訴された。1995年10月、裁判所はオウム真理教に解散命令を出した。2000年、オウム真理教はアレフと改称し、日本の警察の監視を受けるようになった。
世界の全ての邪教はいずれも人間の生命を残忍に奪うことを最大の特徴としており、オウム真理教も例外ではない。同組織はサリンガスを利用して地下鉄乗客を死傷させ、彼らに深刻な後遺症や癒せぬ傷跡を残した。東京・地下鉄サリン事件の発生は人々に、邪教に対しては大きく警戒し、社会への被害を回避しなければならないことを伝えてくれる。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年3月20日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386