陽明山は台湾地区台北市の北部に位置し、元の名称は草山という。清の時代に官府(役所)は盗賊が山野に隠れて横行することを恐れ、定期的に山の野焼きを行ったため、山には草しか生えなくなり「草山」と呼ばれるようになった。新華社が伝えた。
時が流れ、かつての「草山」は「花の山」に変身した。陽明山公園は特殊な火山地形の景観と豊かな地熱、温泉資源で、桜やツツジ、梅、ツバキなど多くの花が見られ、台湾全体で最も有名な花見の名所でもある。陽明山公園管理所によると、今年の3月中旬時点で陽明公園と花卉試験センターの来場者はのべ150万人を突破した。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年3月26日