南アフリカ現地時間の23日午後、ヨハネスブルグ市中心部では排外主義に反対するデモが行われた。150以上の民間団体、3万人以上が参加した。公園を出発したデモ隊は手に「アフリカ団結」、「排外主義反対」といったプラカードを持ち、4キロの道のりを歩いて排外主義の風潮に反対の声を上げた。現地の華人(中国系住民)コミュニティーからも100人以上が参加して応援した。人民網が23日付で伝えた。
南アフリカ各地では連日、排外主義の暴力事件が多発し、少なくとも7人が死亡、300人が逮捕され、外国人数千人が避難を余儀なくされている。ダーバンのある華人の店も襲撃を受けたが、幸い死傷者はなかった。これ以外の華人の被害は伝えられていない。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年4月24日