舞踏家の楊麗萍(ヤン・リーピン)が自宅の庭で撮影した写真がこのほどインターネットで公開された。57歳になる楊麗萍さんが白いワンピース姿で髪をアップにし、花の海の中で寛ぐ姿が撮影されている。
楊麗萍は雲南省出身の白族で、「孔雀舞」で有名になった。1989年に彼女は自作自演の舞踏「雀の霊」で初めて「春晩」(春節<旧正月>を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当 )の舞台に立ち、視聴者に美しい姿を印象付けた。有名になった後も彼女は全力で舞踏に取り組み、若々しい容貌とすらりとしたスタイルが彼女のシンボルとなった。20年以上が過ぎ、楊麗萍の新作「雀の恋」が再び「春晩」に登場すると、「息が止まるほど美しい」と評判になった。20年以上前と変わらぬ歳月を感じさせない彼女の肩や手、腰の自在な動きに多くの人が魅了された。時の流れは彼女に何の影響も与えていないように見える。
写真が公開されると、容姿の衰えない楊麗萍が話題を集めた。メディアが公開した彼女の美容を保つ秘訣によると、朝は豆乳、夜は蜂蜜を飲み、普段から運動をして汗をかくことが皮膚によいという。また飲食面では好き嫌いせずに何でも食べることでエネルギーを得て、またホウレンソウやトマトを多くとっているという。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年4月29日