演劇を専門とする北京の名門・中央戯劇学院昌平キャンパスの警備員・王亜軍さんは最近、「姿治通鑑―容色鑑定学概論」と題する本を出版し、「外見の美しさが重視される現代において、『容色』は社会資源にすることができる」との持論を展開。新しい学科「容色鑑定学」を確立したいとしている。また、3月初め、同書籍の著作権登録を申請したという。
同書によると、「容色鑑定」とは、容色を一定の基準と規範に基づいて、専門的に評価することを指す。
王さんは同書で、「ネット上では、『美』に対する注目が高まっているものの、『男神』や『女神』の定義があまりに曖昧であるため、基準を定めたい。例えば、人気俳優の呉彦祖(ダニエル・ウー)や呉奇隆(ニッキー・ウー)らは、『男神』ということができる。しかし、人気歌手・周傑倫(ジェイ・チョウ)は『男神』ではない。なぜなら、目が小さく、人中が長すぎ、さらに唇が上がっているため歯が見えてしまうため」としているほか、「女神」として、人気女優・范氷氷(ファン・ビンビン)や鞏俐(コン・リー)を挙げているものの、「範氷氷の顔は整いすぎていて、特徴がない」と、持論を展開している。
王さんは、頭の形、顔の形、五官、スタイル、声などの基準を定め、「素顔の状態で80点以上ならば、容貌が抜群と言える」とするなど、一定の基準に達した人だけが「男神」、「女神」と呼ばれるべきと主張している。
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