1961年に台湾地区のごく一般的な家庭に生まれた張乾琦氏は、1990年にインディアナ大学で教育学修士を取得、1995年にマグナム・フォトに入社、2001年に正式なメンバーとなった。マグナム・フォト唯一の中国系カメラマンである張乾琦氏の作品の大部分は、人と人との間の関係性や疎遠性をテーマとしたもので、彼の幼児期の移民の経歴に関連する。海外網が伝えた。
張氏は米国に移住した後、ニューヨーク(NY)のチャイナタウンで文化の違いについて体感し、また現地の中国系住民の撮影を開始した。「チャイナタウン」(Chinatown)撮影時には現地に溶け込むため、不法に入国してきた移民たちと毎日生活を共にした。「彼らとまったく同じ服を着ていた」と張氏。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年4月30日