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奥山で私塾を開く夫婦「すべて子どものため」

人民網日本語版 2015年05月14日14:45

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西安の夫婦、白梓霖さんと妻は2010年初春に仕事を辞め、当時3歳の娘や友人の子ども何人かを連れて山間部に移住し、「終南山書院」という私塾を開いた。娘に幸せな子ども時代を与えたいと願ってのことだ。華商報が伝えた。

5年以上にわたる実践を経て白さんは、娘と息子の間の違いがますます大きくなっていると実感するようになった。山間部で国学を学ぶ娘は善良で穏やか、礼儀正しく、時には甘えたりすることもあるが、精神状態もよくて楽しそうだ。これに対して息子は授業へのストレスが大きく、イライラしている。

白さんは私塾に入学する子どもたち一人ひとりに「徳」の字で始まる名前をつけ、人間として一番大切なのは「徳」だと教える。一番最初に入学したのは「徳賢」さんと「徳一」さんで、彼らは後に子どもたちの「先輩」になった。ここで子どもたちは家族のように互いに助け合って暮らす。最も典型的なのが食事で、他の人が食べきれなかった残りは皆で手助けして食べるという。

私塾を開いたきっかけについて白さんは「私塾を開いた目的は子どもに幸せな子ども時代を与えたかったからだ。子どもに楽しく遊び、生活し、勉強してほしかった」、「自分の子どもで実験し、大きな失敗はなかったと言えるだろう。最悪でも娘を山間部で静かで純朴な子ども時代を過ごさせることができた」と語る。

白さんは修行の傍ら、徒弟式の教育を実施した。まず私塾に入学するそれぞれの子どもが何をしたいか確定し、その上で何を教えるかを決める。師として率先して模範を示す必要があり、師の言動が全て子どもたちの手本となる。白さんと子どもたちは1日中一緒に過ごすことで、子ども一人ひとりに合わせた指導をしている。(編集YH)

「人民網日本語版」2015年5月14日

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