6月17日、麒麟ピクチャーズは上海で記者発表会を開催し、様々な新作計画を発表、またハリウッドのマグノリア社と共同で上海ハリウッド脚本工房を設立すると発表した。范氷氷も発表会に出席した。中国のトップスターになった范氷氷の登場で会場内には黄色い声援が飛び交った。新華網が伝えた。
范氷氷は麒麟ピクチャーズとの提携に強い意欲を示し、今後様々な形で協力すると明かした。麒麟ピクチャーズが出資した映画「寄居者」について、脚本が気に入ったので、ヒロインを演じるかもしれないと話した。「寄居者」は有名な中国の作家厳歌苓の小説をもとにアレンジしたもので、第2次世界大戦の時にユダヤ人が上海に避難した物語が描かれており、重いテーマ、大きなスケールで、正義と悪の戦いは変化に富んでいて、人間の偉大な力を強調している。この映画はハリウッドチームが主導し制作された戦争叙事詩の大作で、范氷氷が国際映画界に打って出るもっとも強力な作品になるだろう。
その前にフェイスキャプチャ技術で麒麟ピクチャーズ出資のファンタジー映画「太陽の王と月の妖獣」(The Moon and the Sun)に出演しており、ハリウッドへの重要なステップとみられている。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年6月19日