李克強総理は現地時間1日午前、パリの経済協力開発機構(OECD)本部でグリア事務総長と会談した。
李総理は「中国とOECDは20年来の協力で、平等互恵を基礎に広範で重層的な協力構造を形成した。国際経済協力の強化と世界経済の発展促進においてOECDの発揮してきた重要な役割を中国側は称賛する。OECDとの交流・協力を強化したい。中国の近代化プロセスにOECDが政策面の支持と提案を一層行うことを歓迎する」と表明。
「中国の発展は世界と切り離せず、世界の繁栄にも中国が必要だ。私の今回の訪仏期間、中仏は生産能力と設備製造、先端技術面の双方の強みを結びつけ、途上国のインフラ整備需要と結合して、第三国市場を共同開拓することについて共通認識にいたった。これは互恵・ウィンウィンを実現し、地域の発展協力と世界経済の回復・成長・繁栄に貢献する助けとなる」と指摘した。
グリア事務総長は「李総理のOECD本部訪問はOECDの対中交流にとって重要な歴史的出来事だ。経済成長促進に向けた中国政府の措置にOECDは賛同する。双方間の交流・協力計画を真剣に実行し、中国を含む各国の発展経験を共有するとともに、中国の経済・社会発展と近代化に貢献したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年7月3日