湖北省恩施トゥチヤ族ミャオ族自治州の自然公園に「金絲楠木の民家」が7月17日姿を現した。この民家は明清時代の建築物で、全ての木材は非常に珍しい樹齢千年に達する金絲楠木(クスノキの一種)を使用している。家の中には金絲楠木でできた直径50センチほどの柱が30本以上あり、100本あまりの角材を使用し、家全体で150平方メートルの広さがある。人民網が伝えた。
この民家は湖北省恩施自然公園が緊急的に保護を実施し、家屋はこの敷地内の希少樹木レスキュー基地に移動された。金絲楠木は高価で、この明清時代の民家は約1000万元(約2億円)の価値に相当する。家全体が金絲楠木で構成されており、保存状態も良好なのは、全国的には珍しい。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年7月21日