1949年に発生した旅客船「太平輪号」の事故をベースした映画「太平輪」の後編「太平輪:彼岸」が今月30日に中国で公開されるのを前に22日、発表会が開催され、呉宇森(ジョン・ウー)監督が、メインキャストの女優・章子怡(チャン・ツィイー)やソン・へギョ、俳優の金城武らと共に登場した。新華網が報じた。
発表会で、章子怡と金城武は、10年前に「LOVERS(原題:十面埋伏)」(2004年)で共演したことを振り返り、金城武が「章子怡は今でも変わらず美しい。ますます若々しくなっている」と絶賛すると、章子怡も、「金城武は10年前よりもかっこよくなった」と称賛した。
黄暁明(ホァン・シャオミン)、佟大為(トン・ダーウェイ)、長澤まさみなどのメインキャストは発表会を欠席したものの、「ラブレター」を送って応援。同映画中では固い信念を持ちながらもロマンチックで優しい将軍・雷義方を演じた黄暁明は、詩人・張先の「千秋歳」に出て来る「天不老、情難絶。心似双絲網、中有千千結」という言葉で、ソン・へギョに「ラブコール」を送ると、ソン・へギョも理想の彼氏像を公表せざるを得ず、「雷将軍のような男性と一緒にいたい」と応えた。一方、佟大為は、章子怡に、「笑っていない時もきれい。笑うともっときれい。笑うとえくぼができる」と「告白」すると、章子怡は、「波乱万丈の生活はいや」とし、「みんな自分のために生きて」と、自分の気持ちに正直であるようにと語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月24日