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『「慰安婦」——日本軍の性奴隷』第二回が公開

人民網日本語版 2015年08月18日16:11

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日本軍華中派遣憲兵隊『南京憲兵隊管轄区治安回復状況に関する調査報告(通牒)』

(1938年2月19日)(吉林省公文書館)

 この公文書は昭和13年(1938年)2月19日に日本軍華中派遣憲兵隊の大木繁司令官が出した『南京憲兵隊管轄区治安回復状況に関する調査報告(通牒)』で、同年2月1日から10日まで、南京および周辺地区の各市と県にある軍隊の「慰安施設」の状況がまとめてある。南京、下関、句容、鎮江、金壇、常州、丹陽、蕪湖、寧国などで、各地の日本軍の数、「慰安婦」の数、「慰安婦」1人が分担される兵士の人数、「慰安婦」の構成、10日間「慰安所」を利用する兵士の数などの状況が含まれている。日本軍は侵略軍部隊に一定の割合で「慰安婦」を分配していた。当時、南京には日本軍2万5000人、「慰安婦」は141人、「慰安婦」1人に分担された兵士の数は178人。

日本軍北支那憲兵隊『慰安所増加設備などの問題に関する報告』

(1943年)(河北省秦皇島市公文書館)

 頻繁に「利用された」ため、「慰安婦」の生存条件はきわめて悪かった。「慰安婦」の多くが性病にかかり、日本軍に感染した。日本軍北支那憲兵隊『慰安所増加設備などの問題に関する報告』で「性病の被害がひどく、戦闘力の消耗に至った。『慰安所』には洗浄設備と洗浄道具を設けなければならない」という内容が載っている。

(編集LX)

 「人民網日本語版」2015年8月18日

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