■習主席は記念式典に出席する各国の首脳を迎える
3日午前9時ごろ、習近平国家主席が彭麗媛夫人と共に、端門外広場で記念式典に出席する各国の首脳、外国代表団団長とその配偶者を迎えた。
国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が端門に到着。記念式典の現場に到着した初の外賓となった。ピーテル・マウレル国際赤十字委員会総裁、世界保健機関(WHO)の陳馮富珍(マーガレット・チャン)事務局長、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領、ロシア・プーチン大統領、国際・地域組織の代表も相次いで現場に到着し、習主席と握手した。その後、習主席は記念式典に出席する各国の首脳、政府高官、国際・地域組織の代表と端門外広場で記念撮影を行った。
■習主席が重要談話を発表し、部隊を観閲
午前10時、国務院の李克強総理が記念式典の開始を宣言した。70発の礼砲が鳴り響き、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年記念式典が幕を開けた。習主席が重要談話を発表した。李総理が軍事パレードの開始を宣言し、習主席が国産車「紅旗」の閲兵車に乗って閲兵を行った。
■軍事パレードの閲兵分列式
▽空中編隊
空中護旗編隊が中華人民共和国国旗と中国人民解放軍軍旗を掲げ、真っ先に天安門上空を通過した。国旗と軍旗はそれぞれ1機のヘリコプターの下に掲げられ、2機のヘリコプターによって護衛された。それぞれ3機のヘリコプターからなる2個の編隊は、三角形の形状を保ったまま通過した。国旗の長さは9メートル、幅は6メートル。軍旗の長さは7.5メートル、幅は6メートル。その後、20機のヘリコプターが「70」の字を描く編隊飛行を行った。これは、中華民族が抗日戦争の勝利を出発点とし、偉大なる復興の道のりを歩んできたことを意味する。中国が軍事パレードで数字の形の編隊飛行を採用したのは今回が初めて。
▽抗日戦争老兵の隊列
抗日戦争に参加した元兵士、犠牲となった兵士の子女、最前線にいる兵士を支援した人々など、300人あまりからなる2つの乗車隊列が、閲兵を受ける隊列の先頭を行進し、祖国と人民からの敬意を受けた。旧ソ連赤軍、米義勇航空部隊フライング・タイガースの元兵士と家族代表も軍事パレードに参加した。70年前、多くの外国籍兵士と外国の友人が中国で抗日戦争を支援し、勝利のために犠牲を払い、貢献をした。
▽17カ国の軍隊の隊列と代表隊
世界五大陸から17カ国の軍隊の隊列と代表隊が閲兵分列式に参加した。中国が外国の軍隊を軍事パレードに招くのは今回が初めて。異なる軍服を着た外国の軍隊は、活力に満ち、士気にあふれ、本国での軍事パレードと同様の形式で天安門広場を通過し、各国軍隊の伝統と軍人としての良きイメージを十分に体現した。(編集LX)
「人民網日本語版」2015年9月3日