長野県飯田市の家で「日本人八路軍」としての父・筒井重雄氏の生涯を語る筒井健史氏。
1949年10月1日の開国大典の軍事パレードで、中国人民解放軍空軍の飛行機17機が天安門の上空を飛行し観閲を受けた。その中の多くのパイロットが日本人元兵士である筒井重雄の教え子だ。八路軍に投降した日本の元兵士として筒井重雄氏は中国空軍の建設に貢献した人物として広く知られている。新華網が伝えた。
筒井重雄氏の一周忌の際、彼の実子である健史氏に対して、息子の立場から見た日本人八路軍としての父親についてのインタビューを行なった。
長野県飯田市の筒井重雄氏の自宅で、健史氏は父である重雄氏の生涯についての資料とアルバムを取りだした。父親について健史氏の話は尽きず、「父の生涯の歴史は長く、2時間あってもしゃべり尽くせない」と語る。