中国の伝統的な建築・四合院をこよなく愛する建築デザイナー、臧峰さん、何哲さん、米国人の沈海恩さんは2013年8月、四合院をリノベーションした「内盒院」という建築デザインを思いつき、同年の北京国際デザインウィークで同デザインを展示した。「内盒院」は、「部屋の中に部屋を作る」という概念が基本になっており、プレハブ式のモジュール化建築システムを採用し、古めかしい建築の機能をアップグレードすることができる。このデザインはのちに何度か国内外のデザイン賞を受賞した。新華網が伝えた。
「内盒院」は今年、北京天安門広場の南側にある四合院がひしめく地区「大柵欄」のリノベーション計画の一部に採用された。そのデザインはすでに大柵欄の楊梅竹斜街、笤帚胡同にある多くの四合院で導入され始めており、その建築機能を生まれ変わらせている。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年10月16日