中国の習近平国家主席は23日、英国マンチェスター大学・国立グラフェン研究所を訪問した。人民日報が伝えた。
習主席はノーベル物理学賞受賞者のコンスタンチン・ノボセロフ教授からグラフェンの研究状況を聞いた後、グラフェンの製品展示とグラフェンを生産する地下実験室を見学した。
習主席は同研究所のグラフェン分野における研究力および国際的な影響力を高く評価し、「新たな産業のアップグレードと科学技術革命という背景の中、新材料産業は将来、ハイテク産業発展の基礎・先導となり、グローバル経済、科学技術、環境など各分野の発展に大きな影響を及ぼすことだろう。中国はグラフェン資源大国であり、グラフェンの研究と応用・開発が最も活発な国のひとつだ。中英両国はグラフェン研究で『強者連合』を実現することができる。双方の交流・協力が関連分野の研究と開発を推進し、双方が利益を得られることを信じている」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年10月24日