習近平国家主席は26日、オランダのウィレム・アレキサンダー国王と人民大会堂で会談した。両国元首は両国関係の発展を高く評価。協力・ウィンウィンの正しい方向を堅持し、開かれた実務的な包括的協力パートナーシップを強化し、確かなものにし、両国民の一層の幸福を図ることで合意した。人民日報が伝えた。
習主席は「中国側はオランダ側と人権、司法分野の交流や協力を強化し、世界の平和・安定維持、気候変動対策などグローバルな問題で意思疎通を強化することを望んでいる。双方は潜在力を掘り起こし、貿易・投資の円滑化を強化し、貿易・投資の規模を拡大し、水準を高める必要がある。中国・オランダ両国はすでに包括的コネクティビティを実現しており、『1ベルト、1ロード』をめぐる協力展開で独特の強みを持つ。中国側は常に戦略的観点からEUを強く重視し、断固として欧州統合プロセスを支持し、EU加盟国が難民危機に協力して対応することを支持している」と表明した。
アレキサンダー国王は「中国側の提唱した『1ベルト、1ロード』とアジアインフラ投資銀行には重要な意義がある。オランダ側は協力に積極的に参加することを望むとともに、『1ベルト、1ロード』計画と欧州投資計画の連結・協力を支持している。EUと中国の関係強化を支持し、EU議長国期間に自由貿易と人的往来を積極的に推進する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年10月27日