南アフリカのズマ大統領は10日、ヨハネスブルグで楊潔チ・国務委員と会談した。ズマ大統領は「中国は世界の平和と発展を維持し、促進する重要なパワーだ。習近平国家主席が国連創設70周年関連首脳会議で示した南南協力など一連の主張やイニシアティブは、南南協力を推進し、世界の開発を促進する明確な道筋を示した。こうした中、近く南アフリカで開催される中国・アフリカ協力フォーラム首脳会議はなおさらに重大な意義を持つ。私は今回の首脳会議を習主席と共に主催することを心待ちにするとともに、習主席の南アフリカ訪問を熱烈に歓迎する。双方が準備作業をしっかりと行い、首脳会議と訪問が申し分のない成功を収めるようにすることを希望する」と述べた。
楊国務委員は「習主席が南アフリカでズマ大統領と共に中国・アフリカ協力フォーラム首脳会議を主催し、また南アフリカを訪問することは中国・南アフリカ関係、中国・アフリカ関係の深化にとって一里塚的意義を持つ。中国側は南アフリカ側と共に、中国・南アフリカ関係、中国・アフリカ関係発展の重要な契機を利用して、双方関係の深化についての両国首脳の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、両国の包括的・戦略的パートナーシップを新たな水準へと押し上げることを望んでいる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年10月12日