2015年第17回中国国際工業博覧会が、11月3−7日に国家会展センター(上海)で盛大に開催される。2日に会場を取材したところ、中国初の水深1万メートル級無人潜水艇「彩虹魚号」が展示されていた。今回初登場となる同潜水艇は、このほど南中国海で水深4000メートルの試験に成功した。これは中国人が「水深1万メートルの深淵」の秘密に迫るため、実質的な一歩を踏み出したことを意味する。
このほか会場では、極地探査飛行ロボット、野菜自動収穫ロボット、ダンスロボットなどが展示される。飛行ロボットは主に氷面観測任務を担当し、航空カメラ、赤外線放射計、レーザー距離計などの設備が搭載され、氷床の地形、氷面温度、氷面粗度などを観測できる。中国新聞網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月3日