2015年10月21日は、SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、主人公たちがタイムトラベルしてきた重要な記念日だ。映画の中の「未来」に登場する様々なハイテク製品がどれほど現実のものになったかが、ネット上で話題になっている。広東省仏山市では、1980年代生まれの数人の創業者が、「F5未来商店」を創り出した。広州日報が伝えた。
「F5未来商店」は一見、自動販売機のように見えるが、売られているのは冷たい飲み物やお菓子ではない。ボタンを押すと、30秒内に熱々の食べ物が出てくる。食べ終わった後は、自動食器洗いサービスで食器が片付けられる。水は下水道に流れ、ゴミは専門のゴミ箱によって自動的に収集される。
F5未来商店の開発者である徐海成氏は、「店のデザイン、技術、ロボットは全て自分たちで開発・製作した。1台のロボットが1つの窓口を担当する。利用者から注文を受けると、ロボットは指示を受け棚から商品を選び、受け取り口に運ぶ。今月内に5店舗が仏山市内にオープンする。パネルは今後iPadに変える。取引の効率を2倍ほどに高め、利用者が30秒内に商品を手にできるようにする」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年10月23日