中車青島四方機車車両株式有限公司が開発・生産する、中国が完全に独自の知的財産権を持つ時速350キロ中国標準高速列車が11月18日、大西旅客専用線(山西省大同市〜陝西省西安市)で時速385キロの試験速度を記録した。列車は卓越した技術性能を示し、高速試験に合格した。新華網が伝えた。
航空機が試験飛行を必要とするのと同様、中国標準高速列車は正式な運行の前に試験を行わなければならない。中国標準高速列車は6月30日より北京の中国鉄道科学研究院で4ヶ月弱の環状線試験を実施し、静的試験および時速160キロ以下の低速試験に合格した。
試験結果によると、同列車は動力学的性能、空気動力学、集電、けん引性能、騒音などの重要な技術指標で高い能力を示し、設計上の要求をすべて満たした。これは中国標準高速列車が高速試験に合格し、運行に向けた試験に向け堅固な基礎を築いたことを意味する。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月19日