習近平国家主席は1日、ジンバブエで同国のムガベ大統領と会談した。人民日報が伝えた。
両首脳は両国の伝統的親善を高く評価し、今後の両国関係の発展について計画を立て、実務協力の深化について重要な共通認識にいたった。
習主席は「中国側はこれまで同様にジンバブエの主権、安全、発展権益の維持を支持し、ジンバブエが国際・地域問題で一層の役割を発揮することを支持する。双方はハイレベル交流を継続し、政党、立法機関、地方などの交流を緊密化し、各分野の協力の全面的発展を後押しする必要がある。中国側はジンバブエとの経済・貿易協力を生産・加工と投資・経営の最適化へと発展させ、より多くの中国企業の対ジンバブエ投資を促すことを望んでいる。ジンバブエ側と持続可能な開発のための2030アジェンダなど重大な問題について調整と協力を強化し、国際組織における協力を緊密化して、発展途上国の正当な権益を守り、国際関係の民主化を促進したい」と述べた。
ムガベ大統領は「ジンバブエを含むアフリカ諸国に中国が常に誠実に接していることを高く称賛する。ジンバブエの各方面への長年の貴重な援助に感謝する。ジンバブエ側は国の経済・社会発展において中国の経験を参考にし、引き続き中国側の支持を得て、農業、工業、インフラなどの分野で中国側との協力を強化することを望んでいる」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年12月2日