長野県で28日に行われたフィギュアスケートのNHK杯、男子シングルで、中日の若き天才スケーターがぶつかり合った結果、日本の羽生結弦選手が史上最高の322.40点という驚きの得点をたたき出した。北京晩報が伝えた。
今季からシニアの大会にデビューしたばかりの中国の金博洋選手(18)は素晴らしい演技を見せ、難度の高いジャンプを披露した。これが良い刺激になったのか、フィギュア3冠王の羽生選手は圧倒的なパフォーマンスで前人未到の322.40点をたたき出し、男子シングルの世界記録を打ち立てた。金選手はこのハイレベルな対決に勝つことはできなかったものの、無事に「成人式」を済ませることができたと言えるだろう。金選手と羽生選手は共にアジアを代表し、バルセロナで開催されるフィギュアグランプリファイナルに出場する。トウ健コーチは試合後、「ロシアのスーパースター・プルシェンコの時代以来、私がこれまでに見た中で最も心が震える男子シングルの勝負だった。この戦いに敗者はいない」と語った。