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カシュガルの若手陶芸職人、伝統技法に新たな息吹 新疆

人民網日本語版 2015年12月21日14:33

見学者に自身の斬新な作品を紹介するズリフカール・アババカリさん(右)(12月17日撮影)。工房で陶芸製作をするトルシー・ルスタームさん(12月17日撮影)。工房で陶芸製作をするトルシー・ルスタームさん(12月17日撮影)。トルシーさん(右)とズリフカールさんが電気窯から窯出しした陶器について話し合う。(12月17日撮影)。自身の新作を展示するズリフカールさん。(12月17日撮影)。
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新疆維吾爾(ウィグル)自治区のカシュガル旧市街で、代々作陶を受け継ぐ七代目後継者トルソン・ロスタム氏(64)は最もベテランの手作り陶器の職人だ。一般人には到底真似ができない技術を持つ彼にとっても温度を一定に保つことは非常に難しい。窯の温度にムラがあるため、窯出しをした陶器のうち7割程度しかモノにならない。2013年、ズリフカール・アババカリさんという青年がトルソン氏に師事し、八代目の後継者となった。師匠とは異なり若い弟子は柔軟な発想を持ち、ウィグル族の伝統楽器や花模様の彫刻をうまく陶器に施し、更に新技術を伝統技法に取り入れる試みをしている。2015年夏、弟子は現代的な環境保護技術を伝統的な陶芸技法に取り入れようと電気窯の購入を申し出た。師匠のトルソン氏はちょっと試してみようと思い、江西省景徳鎮から電気窯と周辺機器を購入した。12月初め、現地の電力当局の協力のもと、最初の電気窯が同市の路地に面した家に運び込まれた。電力供給の窯は温度を一定に保つことができるだけでなく、窯の中も均等に熱がまわり、最初に窯出しした陶器の成功率も9割以上に達した。新華網が伝えた。(編集JK)

「人民網日本語版」2015年12月21日

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