李克強総理は4日、太原鋼鉄集団を視察した。太原鋼鉄集団は世界最大のステンレス企業であり、現在大きな下押し圧力に直面している。李総理は「太鋼はステンレスで有名だ。みなさんが困難に耐えられることを信じる。みなさんが『さびない』精神と知恵で復活し、勢いを盛り返すことを希望する」と従業員を激励した。新華網が伝えた。
その後、李総理は太原市小北関バラック密集地を視察。「早急に住民を新しい住宅に入居させなければならない」と述べた。晋商博物館では「晋商精神は大道と仁義を重んじる。そうしてこそ多くの友人、顧客を得て、商売も繁盛できる。晋商は『銭』だけでなく『義』を重んじた。物質的富を創造するだけでなく、精神的富を支えとした。誠実で信用を守る、進取の晋商精神は山西人の品徳であり、華商精神の精髄でもある。山西は現在特に過度の自然資源依存から人的資源依存へと転換する必要がある。石炭資源を採掘するとともに、晋商精神という無尽の富鉱を掘り起こす必要がある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月5日