中国対外文化交流協会などは10日、春節(旧正月、今年は2月8日)のマスコットキャラクター「年娃(ニエンワ―)」と「春妮(チュンニー)」を北京の人民大会堂で発表した。500日以上かけて行われた募集に、中国国内外から2000点以上の作品が寄せられ、最終的に北京工業大学芸術設計学院の教師・何忠さんの作品が選ばれた。人民日報が報じた。
「年娃」と「春妮」には、中国国民共通の願いである富、開運、裕福、無事などを願う思いが込められている。また、腹掛けに描かれている「コウモリ」と「2匹の鱼」には、福やめでたいことがたくさんあるようにという思いが込められている。そして、履いている靴にも、「間もなくやってくる春に、魔よけ、無事を祈る思い」という思いが込められている。
中国対外文化交流協会のほか、中華炎黄文化研究会、中国放送映画テレビ新聞雑誌協会、東方華夏文化遺産保護センターなどは、14年1月19日からマスコットキャラクターを募集し、大きな反響を呼んだほか、業界の専門家や社会一般の好評を博していた。
「人民網日本語版」2016年1月13日