重慶で20年ぶりに雪が降った。多くのドライバーが、道端に車を止め、積った雪で車の上に雪だるまを作っている。保護措置は一切講じておらず、なかにはプラスチックの飾りを雪だるまにつけているドライバーもいる。重慶晨報が伝えた。
重慶九龍坡区警察はこれについて、ドライバーに対し、「これは交通ルールに違反する行為」と警告を発した。同警察は、23日の昼間だけでも、管轄区域内にある主要道路33本の路上で、車の上に雪だるまを載せた車両136台を取り締まった。警察によると、雪だるまを車の上に載せて走る行為は、安全上の隠れたリスクが潜む交通違反行為であり、車の持ち主は、減点や罰金などの処罰対象となるという。ただし、市内の積雪量は非常に少ないことから、警察は、法執行には情状酌量で対応、違反車を発見すると、一時停止させて雪だるまを処分するよう指示し、処罰の対象となると口頭で注意するにとどめている。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年1月26日