陽春の3月、重慶秀山トゥチャ族ミャオ族自治県にある約1733ヘクタールもの花畑に大勢の観光客が訪れている。賑わう人の波と一面の菜の花畑がお互いに映えあい、趣きを醸し出している。秀山竜鳳花海景勝地は2013年に第1期「中国の美しい田園」の菜の花畑の風景全国トップ10に選ばれた。敷地内には七十壩、四斗壩、南丘壩、龍鳳壩などいくつかの区画に分かれており、区画同士が繋がっており、遮るものもないので、一望のもとに見渡せる。約1733ヘクタールの敷地に咲く菜の花を一望できる花畑は武陵山地区全体において最大面積を誇り、最大規模の食糧、食用油の栽培基地でもある。毎年、菜の花が咲く時期が巡り、金色に染まった花畑を訪れると、花の世界の中に身を置くような感覚になり、心から爽やかな気持ちにさせてくれる。中国新聞網が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年3月7日