巨額の資金を調達して上場した火鍋レストランチェーンの呷哺呷哺が今度は社交やパーティの分野に目をつけ、火鍋とカフェの二大要素をコラボさせた新しいブランド店「湊湊」を立ち上げ、4月には三里屯に一店舗目を開店する予定。呷哺呷哺はスターバックスよりもさらに社交性のあるブランドを展開していくとしている。北京晨報が伝えた。
「湊湊」CEOの張振緯氏は「買い物客はショッピングモールでウィンドウショッピングに疲れた場合、休憩する場所が必要になるが、現在このような場所は非常に少なく、スターバックスやCOSTAカフェといった数店に過ぎない。しかしこれらの喫茶店はビジネス向けの雰囲気となっており、中国の国情には完全にはマッチしていない。そのため、この種の市場の空白を埋めるような喫茶店チェーンが出現するだろうと予測している」と指摘する。「湊湊」は火鍋を提供する食事の時間帯をコーヒーブレイクの時間帯まで延長し、コーヒーブレイクのピーク時には台湾風のシェイクティーを提供する。またソーシャルメディア時代のニーズをさらに満たすため、従業員全員にiPhone写真コンテスト(IPPA)のグランプリ受賞者によるトレーニングコースを受講させるという。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年3月7日